AI面接の普及に思う、人間らしさの再評価
最近、某大手企業が新卒採用の一次面接を「AI面接」に切り替えたというニュースが話題になりました。履歴書の内容や話し方、表情分析を通じて、短時間で数千人の選考が可能になるとのこと。
テクノロジーの進化は素晴らしく、HR業界にとっても効率化は不可欠です。ただ、思うのは「人を見る目」は本当にAIに代替できるのか?ということ。
最終的な「採用」は、スキルだけでなく価値観や人間性、チームとの相性といった、言語化しづらい要素も含まれます。だからこそ、AIは“補助ツール”であって、“判断の主体”になるべきではないと、私は考えています。
効率と人間らしさのバランス。これからのHRにとって、大きなテーマになりそうです。