人材紹介会社のメリット&デメリット
転職サイトなどの採用手法と比較して、人材紹介を利用するメリットとデメリットは何でしょうか。登録型とサーチ型に分けて、それぞれお伝えします
【1】登録型人材紹介会社
メリット
成功報酬型なので、採用ができなければ費用も発生しない点が最大のメリットです。人材紹介会社によっては、選考のスクリーニングも行うため、書類選考にかかる負担を軽減できるメリットもあります。
また、採用動向や求職者の傾向を把握しているため、人材紹介会社のアドバイスで採用がスムーズに進む可能性はグッと増します。特に、中途採用の実績が少ない企業では、人材紹介会社が持っている採用ノウハウが役に立つでしょう。
デメリット
多くの人材を採用したい場合など、募集内容によっては、決定人数に応じて報酬を支払うよりも、掲載料を支払った方が安くなるケースもあります。また、人の力でマッチングを行うビジネスモデルのため、人材紹介会社や担当者によってサービスの質が大きく左右される傾向があります。
最悪の場合、「紹介がない」「仲介者がいないほうがスムーズ」というケースも。採用成功が人に依存してしまう点が、人材紹介会社の代表的なデメリットと言えるでしょう。
【2】サーチ型人材紹介会社
メリット
転職市場で見つけることのできない、限定的なエグゼクティブ・スペシャリスト層の紹介を受けることができる点が、サーチ型人材紹介会社の最大のメリットです。採用を失敗することのできない重要ポジションに対して、オーダーメイドとも言える高品質なサービスを受けることができるでしょう。
デメリット
採用が成功しなかったとしても、着手金などのコストが発生する点がサーチ型人材紹介会社のデメリットです。採用したい人材が、登録型の人材紹介会社で見つけることができるかどうかを、慎重に検討する必要があるでしょう。